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色彩心理とパーソナルカラーと。(駄)

その本との出会いは今から十数年以上も前に遡る。
もともと人間心理への関心が強かった私は、軽い気持ちで心理学コーナーに足を運んだのだ。
そこで見かけたのがパーソナルカラーと色彩心理とを組み合わせた一冊。
物理的に似合う色をセレクトする以前に、被験者が抱える心の悩みを解消させることの大切さを説いた本だと記憶している。
当時の私は「なるほど、興味深い話だ」と感心したものの、結局購入には至らなかった。
一般向けに書き下ろされているとはいえ、ある程度の予備知識がなければ到底理解出来ないことを薄々感じていたのだろう。
以来、その本を書店で見かけたことはない。
月日は流れ、私は曲がりなりにもパーソナルカラーに関する基礎知識を身につけた。
色彩心理に関する知識も、それなりに得ることが出来た。
と、ここで私は考える。
見た目の印象を変えることで、内面の自分をもコントロール出来るだろうか、と。
それとも、内面の自分が置かれた状況に応じて、無意識のうちにそれを象徴したファッションを選んでしまうのか、と。
私自身、その時々の精神状態が与える影響の大きさは常日頃より痛感している。
それが意味するものが何であるかを知らないまま、心が欲する色<ある時は青みがかったピンクであり、またある時はペパーミントグリーンを好んで身につけた>を選んでいる。
最近好んで着るTシャツは赤地にイラストがあしらわれたものだが、つい先日までは(自らの意思で購入したにも関わらず)積極的に着ようとは思わなかった。
鮮やかな赤を身につけることに抵抗があっただけではなく、大胆なイラスト入りのTシャツを着ること自体に気恥ずかしさがあった。
それが今はどうだ?
半ば本気で「ど根性ガエル」のイラスト入りTシャツの購入を検討していた。
(白地に黄色いカエルのイラストが入ったアレだ)
結局縁がなかったのだが、もし手に入れていたなら「どうだ、似合うだろう?」と言わんばかりに着用していたに違いない。
こうした変化もまた、精神面で何か大きな動きがあったことの象徴なのか。
それとも自らのパーソナルカラー(私はスプリング)を意識しているうちに鮮やかな色に対する抵抗感が薄れただけか。
仮にそうだとすると、そのことが何らかの形で私の精神面に影響を与えているのか。
「当然、その両方でしょう」
カラータイプインストラクターとしては、そう答えるのがベストだろう。
これまで封印してきた色に対する欲求(明るい色は似合わないと信じていた)が解き放たれたことにより、新たに取り入れられた色のパワーが知らず知らずのうちに内面に影響を与え、そうして変化してきた内面がまた明るい色を欲するようになり…。
事実、モノトーンを極端に避けるようになり、くすみの強い色よりも発色の綺麗な色を選ぶことが多くなっている。
本人が思う以上に内面は変化しているのだ。
「その割には…」
ここで第三の私が口を挟む。
どうやらこのブログの文章は専ら「第三の私」が担当しているらしく、彼女曰く「外見の印象が変わっただけで、本質的には何も変わっていない」そうな。
(実は「第二の私」が担当する?ブログも存在するが、恥ずかしくて紹介できない)
その辺りのことは自分ではわからないが、少なくとも周囲に与える印象が以前よりも穏やかになったことは確かなようだ。


※ NeckerCube では個人分析を受け付けております。
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  メールアドレス

実はこの記事、数日前から温めていたもの。
というのも、自分の中で今ひとつ消化しきれないものがあり、どうしても言葉をまとめることができずにいたのだ。
それでも悩み続けていれば光は差し込むもの。
見た目の印象を変えただけで内面が変わるわけではないが、周囲に与える印象が変わることで自分自身も変わる可能性があるということに漸く気づいたのだから。

| 閉月羞花 | カラータイプ | comments(0) | trackbacks(0) |

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